春を呼ぶ雛飾り

  1.   >  
  2.   >  春を呼ぶ雛飾り

春を呼ぶ雛飾り

2021年2月25日 第二ワークス・第二デイサービス

今年もまた福祉センターにお雛様を飾る季節がやってきました。

立春の前日の豆まきが終わり、最初の大安の日に飾るのが佳いとの古式に倣って、2月5日にお雛様の箱を4階の倉庫から下ろしてきました。それを見かけた生活介護生産ありの若い男性利用者二人が興味津々、お二人とも男兄弟しかいないため、お雛様を飾ったことがないと言われていたため、立派な段飾りの据え付け作業を担当していただくことにしました。お雛様の飾り付けには少々似つかわしくなく、「今日の現場」という声も飛びましたが、写真を見ながら一生懸命骨組みを組み、板を据え付けてくれました。

その後は段に赤い毛氈を敷き、生産無しの利用者さんが登場です。最近は住宅事情もあり、お内裏様とお雛様だけの親王飾りが増えているそうですが、福祉センターのお雛様は立派な七段飾りで、三人官女、五人囃子はもちろん、右大臣左大臣、三人の仕丁を入れて15人が勢ぞろいしています。嫁入り道具に籠や御所車までそろっていて、毎年のことながら、並び終えるとみんなが笑顔になる宝物です。詳しくはこのホームページ内「名身連物語https://meishinren.or.jp/modules/story/」の中の『お雛様にこめられた思い~短い青春を精一杯駆け抜けたEさん』も併せてお読みください。

まだまだ寒い日もありますが、コロナ疲れの心に明るい火を灯してくれるお雛様とともに、感染対策をしっかりしながら、春を待つ毎日です。