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ふりがなをつける第一生活介護の新たな取り組みとして、「ねんど」の活動を11月26日(火)と11月28日(木)に行いました。ねんどは固くならずに皆が使いやすいよう、今回はこむぎねんどを使用しました。
ねんどの活動には様々な効果があると言われています。
一つ目は、ねんどに直接手を触れることで刺激を敏感に感じ取ることができ、その刺激が大脳に伝わることで大脳が活発になり、より、意欲的な活動につながります。また、つまむ、まるめる、握るといった行為は、手や指の発達を促します。
二つ目に、ねんどは様々な形に変形できるので、頭の中で描いたイメージをすぐに表現することができ、発想力が豊かになると言われています。
三つ目に、騒いだり、落ち着きがなかったりする方の場合、ねんどだと夢中になって集中して取り組めるという例が多く見られます。実際にねんど活動をおこなったところ、利用者の皆さん集中して真剣に取り組まれていました。これは、粘土の独特の手触りと、思い通りに形を変えることのできる特性が安心感を与えていると考えられています。また、情緒が安定すると他者と作ったものを見せ合ったり、一緒に作ったりするなど、コミュニケーション能力も伸びるそうです。
今回のテーマは「クリスマス」ということで、皆さんでツリーやサンタクロースを作ったり、それ以外にもそれぞれ思い思いの作品を作りました。飾りつけにはビーズを使用したり、型を使ってくりぬいたり、ボランティアの方にも利用者さんのお手伝いをしていただき、にぎやかな活動になりました。
今後も利用者、皆さんのご意見を取り入れながら活動が出来るよう、取り組んでいきたいと思います。