TEL (052)682-0878
ふりがなをつける9月12日(木)白鳥小学校にて福祉体験学習「ボッチャde 交流」がありました。
福祉体験学習は白鳥小学校が障害当事者との交流を通し、障害のある人への接し方を学んだり、障害のある・ないに関わらずともに社会で暮らす仲間だと認識し、社会福祉に関心を持つきっかけとなるなどの目的で行っています。今年は4年生62人がボッチャを通し、交流をすることで楽しみながら障害について学びました。今回障害当事者としては肢体と視覚障害の方がそれぞれ2名の協力が有り、全体の企画運営は熱田区社会福祉協議会が行い、名身連第一ワークス・第一デイサービス、熱田区障害者基幹相談支援センター、ボランティアの方々の協力のもと行われました。
名身連第一ワークス・第一デイサービスからは電動車いすの大橋秀央さんと電動アシスト式車イスのAさんのお二人が参加しました。他にも地域の視覚に障害のある方もお二人参加され、審判は地域の方が4名参加され担当してくださいました。
それぞれ5人または6人のチームに分かれそのチームに障害のある人が1人入ってゲームをしました。大橋さんやAさんとボールをどこに投げるか作戦を一緒にたてたり、車イスを児童達が順番でボールを投げる位置まで操作しました。また、視覚障害のある方には、児童達がボールを投げる位置を距離や他のボールの位置も言葉で伝える。さらにボールを投げてほしい位置に立ち手を叩いて音で知らせるなど、どんな支援を行えば上手く的に向かって投げることができるかを考えながらゲームをしました。
一投ごとに一喜一憂しゲームは大変盛り上がり体育館に拍手や歓声が響きました。
休憩時間にも大橋さん、Aさんの周りには子供達が集まり車イスについて質問されたり、逆に小学校でのことを質問したりと交流を持つことができました。
ゲーム終了後は、感想や子供達に伝えたいことを尋ねられ、お二人ともご自分の言葉でしっかりと伝えていました。お二人にとっても普段なかなか接することのない子供達と過ごした時間は、有意義なものとなったようです。
実際に自分が学生の時の体育の授業だと自分が参加できるように先生が特別ルールを考えてくれたり友達も一緒に考えてくれて参加できるものは参加していましたがボッチャはそういう特別ルールもなく障害者も一緒になって楽しむことができるので楽しかったです。 また、確かにできないこともありますが特別扱いではなく皆さんが普段友達と接するのと同じように接してもらえると嬉しいということを少しでも伝えられていたら嬉しいです。
大橋 秀央
私は小学生との交流をしたことがなかったので、最初話を聞いた時は、少し驚きました。
実際に小学4年生の子と一緒にボッチャをやって感じたことは、車イスの介助を最初は皆でゆずりあってしてくれていたのですが、慣れてくると自分から「動かしますね」と声をかけたりしてくれたのでやりやすかったし、楽しかったです。
とても良い経験になりました。
利用者A