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ふりがなをつける「KYT活動」という言葉をご存知ですか?
K(危険)Y(予知)T(トレーニング)の略で、家庭や職場、外出先などで、日常にある危険を学んで、危険を事前に予測して防止できるようにすることが目的の活動です。
名身連第一ワークス・第一デイサービスでも、施設の実情に合わせたKYT活動に取り組んでいます。
生活介護では今年の8月から、本格的に始まりました。今回はその取り組みについてご紹介します。
下の写真は、利用者のみなさんと職員で決めた「安全標語」
作業中よくみえる場所に張り出し、毎朝読み上げています。
また、施設内を映したイラストや写真を見ながら、中にどんな危険が隠れているかを話し合う取り組みを、月一度のペースで行っていて、12月は5回目になりました。
今回は利用者の方の活動中の写真を使って、その中にどんな危険があるかについて話し合いました。一見普通の写真に見えますが、よくみると・・・?
「出入り口になるところに、人が立っている」
「箱が高く積んであって、落ちてきそう」
など、たくさんの意見がでました。
その後、5回のKYTをふりかえって、まとめを行いました。
活動を始める前と今とでは、「立ち上がった後、イスを戻し忘れている人がいたら声をかけるようになった」「落ちているごみがあったら拾うようになった」と、成果を感じていらっしゃいました。
今後もKYT活動は継続して行っていき、より安全に過ごすことができるように、皆さんで考えていきたいと思います。