障害福祉サービスの返金を語る詐欺についての情報共有

名古屋市内に在住の視覚障害のある方より、障害福祉サービスの返金をかたる詐欺について情報共有がございました。このようなこともありますので、ご注意ください。周囲の方にもご周知いただけると幸いです。

【以下実際に情報共有いただいた件】

Ａさんは１級の視覚障害者ですが、ある日区役所の職員を名乗る人からの電話を受けました。

「あなたの受けている障害福祉サービスの件で、料金を余分に請求していました。それをお返しするための書類をお送りしていますが、期限を過ぎてもお手続きをされていないのでご連絡しました。」というものでした。

返金額は１６８００円。今週中に三菱ＵＦＪ銀行のＡＴＭに行っていただければ手続きが間に合います、と言われたそうです。

Ａさんは視覚障害者であることを伝え、すぐには行けないと言いましたが、行けるようになったらお電話くださいと言われたそうです。

その場は電話を切り、空いた時間に折り返しの電話をかけると、「今からＵＦＪのＡＴＭに行けますか？すぐに行ってください。到着されたらもう１度お電話ください」と言われ、一人で行っても操作が難しいからと説明すると、がちゃんと電話は切られたそうです。

失礼な話だと、家族にその話をしたところ、「それは詐欺だろう」と言われたとのこと。

冷静に思い出してみると、「ゆうちょ銀行ではできない。ＵＦＪでないといけない」、「預金口座に５０万以上あるか」など、不審なことを言われたそうです。

後から電話の履歴を見てもらってネットで調べたところ、「障害福祉に関する詐欺電話」として報告されているそうです。

ぜひ共有していただきたいと、了解をもらいましたので報告いたしました。