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ふりがなをつける第57回名古屋市障害者作品展示会に向けて
名身連第一ワークス・第一デイサービスの生活介護では、
作品の出品を希望した皆さんが思い思いに作品を製作しています。
作業風景を一部ご紹介させていただきます。
<モザイクアート>
マスに指定された色(7色)が書かれた紙に色鉛筆で色を塗り、
25枚の紙をすべて塗り終えると一枚の絵になります。
Aさんは、1枚の紙を完成させるのに約1時間かかります。
ご本人は、「マスからはみ出ないように色を塗る事は大変でした。また、本当にこの作業を進めていって絵が出来上がるのだろうか?と不安になったこともありました」と作業について振り返っています。
不安の中で、タブレットでご自身の好きな音楽を聞きながらだと、効率よく進められ、無事目標としていた
25枚の紙を塗り終えて完成する事が出来ました。
たくさんの時間をかけてきた作業が完成した時の喜びはひとしおでした。
<ビーズアート>
色とりどりに光るビーズを画用紙に貼っていきます。
Bさんは、キラキラと光るビーズが大好きで、ビーズアートに夢中で取り組まれていました。
まずは、Bさんお気に入りの緑色のビーズを集めて「ウサギ」の形を作りました。
その後、ウサギの耳の辺りにビーズをたくさん貼り付けて可愛くなるようにしたそうです。
「手にボンドがくっついてビーズが自分の思い通りの位置に置けずにすごく大変だったけど、楽しかった。またやりたい」と次の作品作りにも意欲的な様子でした。
作品作りを通して、その方の長所や好きな事、驚きの発想などを知る事ができ、
芸術に触れる楽しさを知りました。
名古屋市障害者作品展示会は令和5年2月7日(火)から2月12日(日)までの6日間、名古屋市博物館で実施されます。
生活介護からも個性豊かな作品をたくさん出展いたしますので、
ご来場された際にぜひご覧ください。