TEL (052)682-0878
ふりがなをつける愛知県では5月12日より、まん延防止等重点措置から緊急事態宣言の対象となることが発表されました。その渦中ではありますが、名古屋市障害者スポーツ大会は、感染対策を徹底した記録会として5月9日(日)に開催されました。例年のような盛大な開会式や表彰は行われませんでしたが、参加された選手の方たちは、変わりなく競技前は緊張感を味わい、競技後は晴れやかな表情で、スポーツの素晴らしさを感じさせてくれました。
第二の生活介護生産ありの利用者の方の中には、学生時代からずっと大会に参加してこられた方がいらっしゃり、一昨年その方から刺激を受けた1名の参加者が初参加でメダル獲得を成し遂げました。今年はさらに参加の輪が広がり、6名の方が参加されました。
スポーツ大会の参加はご自身で決めて、競技を選び、申し込みも自分でして、瑞穂区の競技場まで自分で行くという、社会参加の一環としても大きな意味があります。
「学生時代は走るのが苦手で嫌いだった体育大会とは違い、自分で決めて参加したので、楽しめた。」「普段は味わえない緊張感だった。」「久しぶりに筋肉痛になった。」と翌日も余韻が広がっていました。
コロナ禍でなければ、選手団を結成して、全員で応援しあい盛り上がりたいところでしたが、それはコロナが終息した後の楽しみに、また来年を目指して、日頃から積極的に体を動かそうという目標ができました。
母の日と重なった今年の名古屋市障害者スポーツ大会は、フェンスの外から応援するご家族にとっても、素敵なプレゼントになりました。