夏休み子供点字教室に講師派遣しました

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夏休み子供点字教室に講師派遣しました

2019年9月4日 事務局

「夏休み おおぶ文化交流の杜図書館 子供点字教室」にて

名身連では、障害者理解の向上のため、様々な場所に講師を派遣しています。
7月31日(水)に、おおぶ文化交流の杜図書館主催の夏休み子供点字教室に講師を派遣しました。

講座開講にあたり、小学3・4年生20名を募集したところ、すぐに定員がいっぱいになったとのことで、子供たちの点字に対する関心の高さがうかがえ、楽しみな講座となりました。

7月31日(水)、最初に、「学校の福祉実践教室などで、点字を書いたことのある人はいますか?」と質問したところ、一人もいなかったのですが、点字を見たことがありますかと尋ねたところ、「エレベーター、洗濯機、シャンプー」など次々と声が上がりました。
早速、携帯型の点字器と点字用紙を渡し、点字は仮名で表すこと、六つの点でできていることを説明しました。六つの点を全部打ち込むと「め」と言う字になるのですが、講師が説明するより早くそれに気づいた人もいました。一通り点を打つ感覚をつかんだようだったので、五十音について簡単に説明したところ、配った表を見ながら、あっという間に簡単な文を書いて、見せに来てくれるようになりました。
「ディズニーランドに行きました」のように難易度の高い文字を書いて来る人もいて、子供たちの学びの早さに驚かされました。

子供たちの、終了後の感想より。
・点字が好きになりました。
・おかあさんに、教えたいです。
・いろんなことが聞けて、楽しかった。

子供たちにとって、障害のある人のことを知っていただく良い機会になりました。これからも温かい社会になる一助となることを願っています。