映画上映情報 ヴァンサンへの手紙

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映画上映情報 ヴァンサンへの手紙

2018年11月17日 聴覚言語障害者情報文化センター

ヴァンサンへの手紙
~ふたつの世界と生きる。~
手話が生み出す、ゆたかな静寂。それはあなたからの最高の贈り物

フランスのろう者コミュニティを追ったドキュメンタリー映画『ヴァンサンへの手紙』が2018年12月1日(土)~12月19日(水)に名古屋シネマテークにて上映されます。
ろう教育や親子の関係、ろう者のアイデンティティと自立について考えさせられる普遍性を持った内容で、こどもを持つ方、当事者などはもちろん、この世界に関わったことがない方などにもご覧いただきたい映画です。
ぜひ劇場まで足をお運びください。

■名古屋シネマテーク  http://cineaste.jp
住所:千種区今池1-6-13今池スタービル2F
■アクセス:最寄の地下鉄駅 東山線(10番出口→今池ガスビル)・桜通線(9番出口→UFJ銀行すぐ南)の今池
■上映回情報
12月1日(土)~7日(金)10時50分 14時40分
12月8日(土)~14日(金)12時40分 16時20分
12月15日(土)~19日(水)12時20分


【『ヴァンサンへの手紙』概要】
監督:レティシア・カートン
音楽:カミーユ(『レミーのおいしいレストラン』主題歌)
編集:ロドルフ・モラ
ドキュメンタリー/112分/DCP/2015年/フランス/フランス語・フランス手話

公式サイト  http://www.uplink.co.jp/vincent/
チラシ  http://www.uplink.co.jp/vincent/Vincent_B5_flyer.pdf

一緒にこの映画を作るはずだった友人・ヴァンサンが突然命を絶った。あれから10年間、監督は「ろう者の存在を知らせたい」という彼の遺志を継ぎ、この映画を完成させる。
ニコラ・フィリベール監督の傑作ドキュメンタリー『音のない世界で』(1992年)に登場していた、耳に大きなヘッドフォンをあて、声の出し方を教わる子どもたち。
「話すこと」を求められた彼らの、その後の物語ともいえる本作は、ろう者の存在に再び光をあて、彼らが抱える言葉にならない複雑な感情に“目”を澄ます。
1880年ミラノでの「第2回国際ろう教育国際会議」で手話を禁ずる決議が採択され、2010年バンクーバーで行われた「第21回国際ろう教育国際会議」でその手話の禁止を取り消す決議までの130年間、手話は各国から排除されていた。「この映画で描かれている問題はフランスだけではなく、世界各国で起きている」というレティシア監督の言葉通り、本作はモントリオール映画祭など数々の映画祭で上映され、観客の価値観を大きく揺さぶり、ろう者の強い共感と圧倒的な支持を得た。

文化から捉える手話
~フランス映画『ヴァンサンへの手紙』を通して~

トークイベント開催予定
2018年12月8日(土)16:00-17:00
愛知県立大学サテライトキャンパス
愛知県産業労働センター「ウインクあいち」15階
詳しくは こちら をご覧ください。

トークイベントのチラシ

ヴァンサンへの手紙チラシおもて

ヴァンサンへの手紙