フェアトレード商品

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フェアトレードとは

そもそも「フェアトレード」とは何?それは、途上国の原料や製品を適正な価格で購入し、その国の人々の生活の改善や自立を目指していくことをいう。例えば、チョコレートの原料となるカカオの生産の現場では、一部で子どもたちが不当に過酷な環境で働かされているという現実がある。それを公正な価格で取引することによって、継続的な生産と児童労働を防ぐことになる、という考えです。

フェアトレードタウンとは

思いやりの公正な貿易「フェアトレード」を街ぐるみで応援する街のこと。
名古屋市では、市民団体「フェアトレード名古屋ネットワークFTNN」が中心に活動し、平成27年9月19日に、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムより、日本で2番目のフェアトレードタウンとして認定されました。
現在、世界には1700以上のフェアトレードタウンが存在します。

 

フェアトレードタウン運動をすると

世界とつながっている私たちの暮らしを見つめ直し、地域の絆を深め、国内外でのフェアトレード活動を通じて、交流の促進や、街のにぎわいの創出につながります!

 

5月の第2土曜日は、「世界フェアトレード・デー」

世界中で、フェアトレード推進イベントが開催される日。愛知・名古屋では、社会人・大学生・高校生の市民団体の主催で開催して今年で6年目。テレビ塔下ステージでは、ファッションショーやシンポジウム。久屋公園ではフェアトレード・マルシェでお買い物、フェアトレード・トレジャー・ハンターやワークショップでは体験を。「地域に根ざして世界を思う」フェアトレードの取り組みを広め深める1日です。(昨年の来場者数:約1万人)

名身連もフェアトレードを応援します

 

フェアトレードと名身連第二ワークス・第二デイサービスとの関わり

社会福祉法人
名古屋市身体障害者福祉連合会
事務局長 谷川 陽美

フェアトレードとの出会い

1997年(平成9年)秋 

 当時、名身連第二ワークス(旧身体障害者通所授産)の施設長だった私は名古屋市女性会館で開講されていた、「働くとは」という講座に参加した。参加理由は、私自身が障害のある人の働くを支援しつつ、女性として自らの働く意味について考え模索していたからであった。その講座はリレースタイルで、大学の教員から女性の働くことについての社会状況や今後の課題などの話しに始まり、女性の起業家の話し等々様々な立場の女性から働くことについての講義があった。そしてその講師の中の一人に、フェアトレードショップ「風’’s」の土井さんがいた。

 土井さんが、フェアトレードに関わった経緯から開業に至るまでの話しがあった。特にフェアトレードの話しでは、貧しい国の人々に支払われる賃金が公正な賃金でないことや、そこに住む人々が少しでも自らの能力や文化を活かして自立するため、良質な商品を生産できるような支援があることを知った。その話しを聞きながら、私は障害のある人が働く障害者施設とフェアトレードが支援する人々の働き方に共通するものを感じた。なぜなら障害者支援施設が障害者の自立を目的に作業支援を行なっているにもかかわらず、作業の中で請け負っている「軽作業」の多くは単価が安いものが多く、本当に公正な単価なのだろうかと常々疑問に感じていた。しかし一方で、仕事がないからという理由で請け負わざるをえないというジレンマに悩んでいた。その結果、自主製品を開発し、良い物を適正価格で販売したいと考えていたため、まさにフェアトレードの取り組みと共通する点が多く良い刺激をもらうこととなった。

支援される側から、支援する側にまわれるのではないか

 私たち障害者施設は多くの方々に支えられている。また、そこで働く障害のある方も地域でのサポートをたくさん受けている。いつも支えられる側の立場の私たちにも何かできることはないか、支える側になれないかと常日頃考えていた。人は支え、支えられているものだと思う。そんな時第二ワークスでのフェアトレード商品の店頭販売を考えた。第二ワークスは、名身連福祉センター内にあるため、この福祉センターには多くの市民が研修会や会議などで集まる。そこでフェアトレード商品を販売することは、フェアトレードを啓発し販売手数料の一部もいただけ、対等な関係性も保たれる。そして、その精神は私が異動で施設長でなくなった今も引き継がれている。そして、現場の担当職員もこれまで異動等で何人も変っているが、その人なりの思いや土井さんの後押しもあり、今も第二ワークスでのフェアトレード商品の販売は代々受け継がれている。つまり福祉に関わる私たちの思いと、フェアトレードに関わる人たちの思いには、共通する部分が多くあるのだということが、2017年の今なお継続できている要因の重要な要素だと思う。

名身連福祉センター1階売店の様子